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環境光
まずはモニターが置かれている部屋の照明を適切なものにすることから始めます。一般的に家屋内の照明は色温度が低いものから高いものまでさまざまあり、し
かも単一でない場合が多いでしょう。
人間の目にはいかなる環境下でも、白であろうと思われるものを白く見ようと、自動的に調整してしまう特性があります。そのため部屋の照明が青みの強い光の
場合、相対的にモニターの色が赤っぽく見えてしまったり、逆に部屋の照明が赤っぽい場合はモニターが青っぽく見えてしまったりします。
一般に印刷物を色評価するときは、5000Kという色温度が使われます。色温度のほか、光源の波長成分による演色性も大切な要素となります。写真をプリン
トすることを前提に厳密に環境光を整えたいならば、色評価用として売られている高演色の三波長型昼白色蛍光灯を使うのが理想的です。それが難しい場合は、
せめて昼白色の5000Kの蛍光灯を選ぶと良いでしょう。
一般的に事務用に使われる6500Kの蛍光灯は色温度としては6500Kに近くても演色性という点でデジタル写真を扱う部屋の照明には向かないものもあり
ます。 |