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写真をきちんと撮影するためには、適正な量の光をフィルムまたはセンサーに焼き付ける必要があります。この光の量のことを適正露出、または、露出と呼びます。
カメラの自動化が進み、カメラの自動露出(AE)でも、ほぼ正しい露出の写真を撮影できるようになりました。しかし「ほぼ正しい露出」で撮影された写真が、必ずしも自分が表現したい写真と一致するとは限りません。露出を理解することは、目の前の被写体を自分の思った通りに写真上に表現するために必要な第一歩なのです。 |


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光を水に例えて、被写体を正しく(自分の望む通りに)フィルム上に焼き付けるために必要な光の量をコップ一杯の水と考えると以下のような関係が分かります。 |


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多量の水を流せば、それだけ短時間でコップは満たされ、逆に少しの水量を用いれば長い時間がかかるということが分かります。この例では、蛇口から放出される水の量が「絞り」に相当し、コップを満たす時間が「シャッタースピード」に相当します。
絞りとシャッタースピードは以下のように表されます。 |


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となりあう数値との差を一段といいます。1/2、1/3段刻みの設定ができるカメラもあります。これらの数値は覚えてしまうと便利です。複雑なように見えますが、よく見るとある一定のルールで数値が変化していることが分かります。
晴れた日の日中、太陽を背に写真を撮る時の露出は大体絞りf16, シャッタースピード1/125となります。しかし同じ露出を得るために必要な絞りとシャッタースピードはこれだけではありません。下は同じ露出を得ることのできる絞りとシャタースピードの組み合わせの例です。絞り値の大小と、光の通り道の状態、シャッターの様子などを感覚的に覚えるのに役に立つでしょう。 |

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右の図で、下に行くにしたがって絞りは一段ずつ開いています。つまり、より多くの光を通す状態になって行きます。これに対し、シャッタースピードは下に行くほど一段ずつ速くなり、光を少しだけ通すようになり、結果として同じ露出が得られます。
自動露出(AE)は、ほとんどすべてのカメラに搭載されている機能ですが、一般的に見られるポートレートモード( )や、風景モード( )、そしてスポーツモード( )などは、上のような数ある組み合わせの中から何を優先するかを判断して露出設定を決めるのです。例えばスポーツモードならば、できるだけシャッタースピードが速い組み合わせを選び、風景モードではできるだけ絞りの大きい組み合わせを自動的に選びます。 |
| ※シャッタースピードの設定の可否や範囲は機種によって異なります。 |
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同じ露出を得るために考えられる
さまざまな組み合わせ |
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