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フラッシュの使い方

 フラッシュを利用する第一の目的は暗い場所で写真を撮ることにあります。人間の目には十分明るく見えるような室内でも、写真を撮るには暗すぎることがよくあります。
 コンパクトカメラなどに内蔵されているフラッシュは光量が小さく、その光は遠くまでは届きません。逆に近すぎるとフラッシュの効果が強めに出てしまい、顔などが白く飛んだ写真になってしいます。そこで写る人にはカメラから1mから5m程度の間に立ってもらうようにするとちょうどいいでしょう。

 暗い場所で人を撮影するときに、通常の設定でそのままシャッターを切ると、自動的にフラッシュが光ってくれるはずです。しかし手前に立っている人はちょうど良く写っているのですが、背景が真っ暗な左のような写真になりがちです。
そのまま撮影
 フラッシュを切って撮影したものです。暗いのでシャッタースピードが遅くなり、背景がきちんと写りました。しかし手前の人が暗いままです。


フラッシュをオフにして撮影

 下の写真は夜景モード()に設定して撮影したものです。人も背景もきちんと写真に写っています。夜景モードとはフラッシュでカメラの前にいる人を照らすと同時に背景の光を十分に得るために遅いシャッタースピードで撮影するものです。どのくらい遅いシャッタースピードかと言うと、右上と同じくらい背景の光を必要とするわけですから、フラッシュを使わずに撮影した右上と同じくらい遅くなります。

夜景モードで撮影

 ということは夜景モードではシャッタースピードが極端に遅くなるので、カメラをきちんと保持することが大切なポイントになります。三脚があれば必ず使いましょう。意識してカメラを持たないと下のようなぶれた写真になってしまいます。


ぶれてしまった写真

 オートのカメラを見ていると、フラッシュは暗くないときにも作動していることが分かります。これは被写体の背景が明るい場合等、手前側が影になって暗くなってしまうのでそれを補正するためにフラッシュを利用しているということです。写真左下では被写体の顔に強い影ができていますが、フラッシュを使った写真右下ではかなり軽減されてやわらかくなりました。こういった目的で使うフラッシュをフィルフラッシュ(日中シンクロ)と呼びます。


そのまま撮影
フラッシュを使用
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