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Photo Retouch - フォトレタッチ
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実践編
上級
プロ並みレタッチにチャレンジ
はじめに
1. プリントサイズにトリミング
2. オリジナル画像のプリント
3. 補正箇所のチェック
4. 電線やゴミの削除
5. マスクの作成
6. 「空」のトーンカーブ補正
7. 「人物」・「背景」のカラーバランス補正
8. 「背景」のトーンカーブ補正
9. 「背景」の色相・彩度補正
10. 「人物」のトーンカーブ補正
11. 「人物」の色相・彩度補正
12. 「人物」の特定色域の選択補正
13. アンシャープマスク処理
14. 補正後のプリント
初級
中級
上級
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はじめに

 上級編では、あらゆる画像に対応できるように、特徴的なパーツごとにマスクを作成し、各部に適した補正を行います。

レタッチによる画像の変化
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 海外の漁港での写真です。やや曇天かつ逆光気味のため、建物や地面のコントラストや彩度が足りず、人物も暗めです。また、背景の電線やスキャン時に紛れ込んだ細かなゴミが気になります。
 補正後の画像です。ここでは「空」「建物と地面」「人物」の3つに分けて、それぞれ適切な異なる補正を行いました。このような部分的な補正「マスク」機能を利用して行います。
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レタッチの流れ

1. プリントサイズにトリミング
印刷する用紙に合わせて、サイズ調整とトリミングを行います。
2. オリジナル画像のプリント
画像をプリントし補正の必要な箇所をチェックして、補正後のイメージを決定します。
3. 修正個所のチェック
プリントした用紙を見ながら、補正箇所をチェックします。どこを補正すれば画像がきれいになるか、補正するポイントを見極めます。
4. 電線やゴミの消去
不要な電線や、スキャン時に紛れ込んだ小さなゴミを消去します。
5. マスクの作成
この画像の主要な部分である「人物」・「空」・「背景」の各部分を、クイックマスク機能を利用して個別に補正します。補正をしたい部分を「選択範囲」で選びます。選択範囲をいつでも利用できるようにするために「選択範囲の保存」から選択範囲を保存します。
6. 「空」のトーンカーブ補正
露出オーバーとなって白く飛び気味になってしまった、空の存在感を増すために、トーンカーブを下げ「空」の部分全体を焼き込むことで、空の色のデーターを引き出します。また、RGBそれぞれのチャンネルごとに調整し、「空」の青さを強調します。
7. 「人物」・「背景」のカラーバランス補正
発生した色かぶりを「カラーバランス」を使って補正します。この機能は押さえたい色味の反対色を強めることで、本来の色味を表現します。
8. 「背景」のトーンカーブ補正
若干、露出アンダーにとれてしまった背景を、トーンカーブを全体的に持ち上げ明るくします。トーンカーブを軽いS字にすることでコントラストを強調出来ます。画像の主役の「人物」よりも目立つことがないように注意しながら調整します。
9. 「背景」の色相・彩度補正
背景にある、木や芝生、石などの色のりをよくするために、「色相・彩度」を使い、好みに合わせて各色のチャンネルごとに彩度を上げて調節します。
10. 「人物」のトーンカーブ補正
暗く、くすんだ「人物」を明るくするために、トーンカーブを全体的に持ち上げ補正します。コントラストを上げ、ハッキリとした印象にするためにトーンカーブをS字にします。白い帽子部分などのデーターが飛び気味になりますが後で取り除くので、この時点では気にせずに作業を行います。また、黒い部分も潰れないように持ち上げます。

つづいて、トーンカーブ補正によって、飛び気味になった帽子の白い部分を補正範囲から取り除く作業をします。トーンカーブレイヤーを選択し、「消しゴムツール」で画面をドラッグすると補正が取り除かれ、帽子の立体感が取り戻せます。
11. 「人物」の色相・彩度補正
「トーンカーブ」で明るさ・コントラストは補正されましたが、肌の赤みなど不要な色味が強調されました。この不要な色味を「色相・彩度」を使い各色のチャンネルごとに押さえていきます。
12. 「人物」の特定色域の選択補正
この画像の主役である「人物」の肌の色味をさらに調整するために「特定色域の選択」を利用します。「色相・彩度」で修正しきれなかった色味も、この機能を組み合わせて使うことで補正することができます。
13. アンシャープマスク処理
人間の目には、くっきり見えるものは手前、ぼやけて見えるものは後ろに感じます。レタッチの仕上げに「人物」・「建物」・「空」のそれぞれにアンシャープマスクを掛け、奥行き、遠近感を強調しましょう。一番際立たせたい「人物」は100%、「建物」は50%、「空」はノイズが目立つため0%と、それぞれのマスクの値を変化させます。
14. 補正後のプリント
補正した画像をプリントし、補正前のプリントと比較してみましょう。補正後の画像がキレイになっていることが確認できます。
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