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 晴天下でビビッドに映えるはずの草木の緑が、くすんでしまうことがあります。彩度が低く、ぼやけた印象は実際のイメージからかけ離れています。
 この草原と木々の写真は全体にコントラストと彩度が低いため、くすんだイメージになっています。不自然にならないように注意しながら、コントラストと彩度、色味の調整を行い、いきいきとした緑を表現します。



はじめにトーンカーブで画像のコントラストや明るさを調整をします。コントラストを高めると色味も引き出されてきます。
引き出てきた色味を〔特定色域の選択〕で好みの色に調整します。この時に、緑だけではなくて空の青や建物の茶色なども調整します。

1[トーンカーブ]を選択します


メニューバーから〔レイヤー〕→〔新規調整レイヤー〕→〔トーンカーブ〕を選択して〔新規レイヤー〕が表示されたら「OK」をクリックします。


2 RGBチャンネルでコントラスト、明暗の調整をします


〔トーンカーブ〕のグラフが画面に出ている状態で、画像をクリックすると、ポイントが〔トーンカーブ〕上に表示されます。それを目安にして、〔トーンカーブ〕を調整します。また、〔Ctrl〕キーを押しながらクリックすると〔トーンカーブ〕上に自動的にポイントが作成されます。

ここではトーンを落として画像全体が濃くなる感じにします。まずトーンカーブ下部を右側にスライドさせることでコントラストを強めます(下図1)。左上の比較的濃度の濃い木々が潰れないようにして、そこを基準にポイントを作り下方向に動かします(下図2)。明るい部分では、建物の白い部分を基準にしてポイントを作り、飛ばないように注意しながら上方向に動かします(下図3)。



3「特定色域の選択」を選択します


メニューバーから〔レイヤー〕→〔新規調整レイヤー〕→〔特定色域の選択〕を選択して〔新規レイヤー〕が表示されたら〔OK〕をクリックします。



4各カラーで色味を調整します


この画像に反応するカラーを順に追って見ていきます。草原と木々の部分だけでなく、空や建物も調整していきます。ここで設定した数値は絶対的なものではなく、好みで違いが出ても大丈夫です。絵に色を自由にのせていく感覚です。

[特定色域の選択]ダイアログ画面の下に「選択方式」があります。「絶対値」の場合は、指定した値の分だけ色が変化します。しかし「相対値」の場合は、現在の色の成分値に対する%の変化を意味します。簡単な解釈として「絶対値」は「相対値」に比べて大きく色味が変化します。
ここでは「相対値」で行っていきます。



5〔色相・彩度〕を選択します


 メニューバーから[レイヤー]→[新規調整レイヤー]→[色相・彩度]を選択して、[新規レイヤー]が表示されたら「OK」をクリックします。



6〔色相・彩度〕の各カラーを調整します


〔特定色域の選択〕に加えて鮮やかさをプラスしたいときには〔色相・彩度〕を使います。グリーン系色の彩度を上げていきます。
彩度を上げすぎると蛍光色がかかり不自然な色味になるので注意が必要です。




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