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人物を大きめに写すポートレート写真などでは、モデルの肌の美しさが、写真評価の決め手となることもあります。メイクなどで隠し切れなかった肌の荒れなどをきれいにして、ツルンとした肌に仕上げましょう。 |
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ポートレート写真などでは、顔がクローズアップされるため、ちょっとした肌の荒れやシミ、ソバカスなどが気になってきます。特に女性ポートレートでは、綺麗な肌に撮るのは王道。プロの現場ならメイクで隠すこともありますが、一般の人はそのような機会はなかなかありません。そこでレタッチで肌の美しさを演出。モデルになってくれた人も喜んでくれるはずです。なお、レタッチは、あまり過度にならないよう自然なイメージを残してください。
ここでは、肌をツルンと滑らかに見せるため、コピースタンプツールでシミやソバカス、てかりを消し、ぼかしツールで、細かなシワを消していきましょう。 |
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画像を開いてどのような点を補正するかを確認しましょう。ここでは、ソバカス、目の下のクマ、あごのシワなどを中心に、肌全体を滑らかな感じにしていきます。 |
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レタッチを行う前にあらかじめ画像を複製しておきましょう。レタッチは複製した画像に対して行っていきます。 |

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背景画像を新規レイヤー作成にドラッグします。 |




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ソバカスや目の下のクマなどは、[コピースタンプツール]で目立たなくしていきます。ツールボックスから[コピースタンプツール]を選びましょう。続けてツールオプションバーでツールの設定をします。ここでは、サイズを「130」、モードを「比較(明)」にしています。不透明度を「60」としました。「比較(明)」というのは、コピー元とコピー先を比べて、コピー元が明るい場合にコピーするという指定です。 ソバカスや、クマなどは、他の部分に比べて暗いので、この設定が有効です。 |
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最初にキレイな部分のコピー元を指定します。ソバカスがある位置からちょっとずらした位置にマウスを置いたらAltキーを押しながらマウスをクリックします。この操作がコピー元の指定です。
次にソバカスのところにマウスを移動してドラッグしてみましょう。みるみる、ソバカスが消えていくはずです。ときどき、コピー元の位置を変えたり、サイズや不透明度を変えたりしながら、ソバカスやクマを目立たなくしていきます。
この方法で、他の部分のソバカスやクマ、ホクロやニキビを消すことができます。あまり離れたところをコピー元にすると色が違ってしまいますので、注意しましょう。
ここでは、調整ありのチェックをはずしていますので、はじめにコピーした箇所が、毎回コピー元になります。 |




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前のステップで、ソバカスが消えて綺麗になりましたが、ほほを横切るような「てかり」が目立ってしまいました。この「てかり」を目立たなくします。「コピースタンプツール」を使いますが、今度はモードを先ほどとは逆の「比較(暗)」にします。コピー元とコピー先を比べて、コピー先が明るい場合にその明るさが解消されます。
「てかり」のすぐ上をAltキーを押しながらコピー元に指定し、ドラッグしながら「てかり」を目立たなくしましょう。 |

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[コピースタンプツール]の設定でモードを「比較(暗)」に変更します |

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コピー元を指定したら、コピーを実行し、「てかり」を抑えていきます |




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このモデルさんを撮影したとき、モデルさんがちょっと緊張していたのか、口元に力が入ってあごのところにシワができてしまっています。これもコピースタンプツールで目立たなくしましょう。シワは他より暗いので、やはり「比較(明)」にして処理します。他の目立つシワや影なども消してしまいましょう。 |




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ソバカスやクマ、シワなどを消したら、最後に毛穴など肌全体を滑らかにしていきます。これは操作が簡単な[ぼかしツール]を使ってみましょう。
ツールボックスから[ぼかしツール]を選択し、ツールオプションバーで詳細を設定します。ここではサイズは「65」、モードはやはり「比較(明)」、強さは「40」としました。「比較(明)」にすることで、相対的に暗い毛穴を隠すことができます。他の目立つ毛穴の部分もこのようにして消しておきましょう。 |

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[ぼかしツール]を選び、詳細を設定します。モードは「比較(明)」です |
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[ぼかしツール]の実行前と実行後の画像です。毛穴が目立たなくなっています |




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ここまでで肌の処理が終わりましたが、肌がツルンとしすぎ「人工的に見えてちょっと…」という人もいるかもしれません。そのような場合はレイヤーで調整しましょう。
これまで複製した画像レイヤーに対して処理を行い、背景レイヤーは処理していません。そこで、複製した画像の不透明度を変えることで、背景画像を透過させ、背景画像の自然さを活かします。こうすることで、ナチュラルさを回復できます。
ここでは、複製した画像レイヤーの不透明度を68%程度に落として自然な印象に仕上げました。 |

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手を加えていない背景画像と処理した画像をミックスすることで、処理の加減を調整することができます |




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キャッチライトというのは、瞳に写る光のことです。ポートレート撮影では、光を反射するレフ板を使って瞳を輝かせるという手法をよく使います。この写真も実は軽くキャッチライトが入っているのですが、その効果が弱くあまり目立ちません。そこで、効果的なキャッチライトを入れて仕上げとしましょう。
まず、新規レイヤーを作成します。次に、[ブラシツール]を選んで、白色で瞳に適当な形で描画します。 |


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新規レイヤーを作成します |
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[ブラシツール]を使い白色で瞳に適当な形で描画します。 |

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レイヤーの不透明度を変更して、
自然なキャッチライトにします |
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