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蛍光灯や水銀灯などの下で撮影する
と緑色がかぶった写真になることがあります。ノーマルな色調の写真に色補正を行ってみましょう。 |
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| 蛍光灯には人間の目には感じにくい緑色の光が多く含まれています。そのためポジフィルムやデジタルカメラでもホワイ
トバランスを太陽光モードにして撮影すると、緑色が強く出た写真になります。蛍光灯の緑色かぶりは、ともす
ると写真を「汚く」見せることもになります。そんなときは緑かぶりを直しましょう。 |
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| 色かぶりの補正にはいくつかの方法がありますが、ここでは特殊な「スポイト」を使って直していきます。スポイトは、色のかぶった本来グレーであるべき部分をグレーに戻すことで、カラーのバランスを修正するツールです。 |
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緑かぶりをした画像を開きます。このような住宅や建物の内部、地下鉄のホームなどでは、蛍光灯による緑かぶりが顕著
です。 |
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[イメージ]メニューの[色調補正]から[トーンカーブ]を開きます。(調整レイヤーを使用する場合は、[レイ
ヤー]メニューの[新規調整レイヤー]から[トーンカーブ]を開きます。)
次にスポイトのターゲット値を指定します。3つあるスポイトを順にダブルクリックして値を指定します。
まずハイライトのスポイトのターゲット値ですが、これはRGBともに「247」としておきます。 これによって、クリックしたポイントがRGB値それぞ
れ247なります(それぞれのターゲット値について、詳しくはコラムを参照)。
中間調のスポイトはRGBとも「127」ですので、そのままにします。
シャドウのスポイト値はRGBとも「7」にします。 |

![コラム:[トーンカーブ]のスポイトのターゲット値について](../../images/application/colorcast/colorcast01_text03.gif)
なぜ、ハイライトのスポイトを「247」、中間調のスポイトを「127」、シャドウのスポイトを「7」にしたのかと
いうと、ハイライト側を飛ばさず、シャドー側をつぶさないためです。
ハイライトのRGBとも「255」とうい初期設定値は完全な白ですから階調が残りません。
またシャドー側のRGB「0」では完全な黒ですからやはり階調がありません。
これらを避けるためにハイライトのスポイトを「247」に、シャドーのスポイトを「7」に変更して諧調を変更しています。
中間調のスポイトは、デジタル画像の階調である0〜255・全256階調の中間の値であればよいので、 「127」 にしています。
今後これらのスポイト値は設定した値が有効となります。
上記の数値にこだわる必要はありませんが、一応の基準値としてここで設定しておきましょう。 |
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スポイトのターゲット値を指定したらハイライトと中間調のスポイトを使って画像中をクリックしていきます。
ハイライトのスポイトでは、本来明るい白(ハイライト)であるべき部分をクリックします。 ハイライトのターゲット値はRGBがすべて247、つまり無
彩色の白になっています。クリックするとその部分が無彩色の白になるよう、RGBのカラーバランスを自動調整されます。 |


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ハイライトのスポイトと同様に中間調のスポイトはRGB値はすべて127の無彩色のグレーです。クリックすると、そ
の部分が無彩色グレーになるよう、やはりRGBのカラーバランスを自動調整されます。グレーのスポイトでは、無彩色のグレーであろう部分をクリックしま
す。図では天井をクリックしていますが、これは通常コンクリートが白やグレーであること、手前にいる人の来ている白の服にグリーンがかぶっていますが、同
様の色が天井にもかぶっていることなどから、天井を選んでいます。実際にクリックしてみましょう。ガラリと色が変わるはずです。色かぶりを抑えるには、こ
のグレーの調整は非常に効果的なのです。うまくいかない場合は、クリックするポイントを変えるなどして何度か試してみます。 |



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なお、シャドウのスポイトですが、ハイライトと中間調のスポイトによって緑かぶりが十分に補正されたので、使わなく
てもOKです。
また、[トーンカーブ]はこのまま閉じないで次に進んでください。 |




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スポイトはグレーの基準を決めるのにはとても便利ですが、明るさの細かな補正には向いていないので、続けてトーン
カーブ処理を行いましょう。基本的な色の補正はスポイトの操作で終わっているので、トーンカーブで操作するのはRGBのカーブのみです。全体の暗い感じを
ぬぐうためシャドウを多少明るめにし、また中間調〜ハイライトを明るくしてヌケ(白い部分の濁りのなさ)をよくしました。
最後に「OK」ボタンをクリックして確定します。 |
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