1922年創業の英国自動車メーカー「JAGUAR」が作り出したブリティッシュ・スポーツカーの代表作が、この「JAGUAR E-type」である。1961年3月に開催されたジュネーブ・モーターショー
で、低く平たい今までにないボディスタイルと最新のメカニズムを有して登場し、大きな話題となった。
1961年に登場したシリーズ1では、直列6気筒3.8リッターDOHCエンジンを搭載していたが、64年には4.2リッターに換装され、その後、マイナーチェンジを数度繰返し、71年にはV型12気筒エンジンのシリーズ3へと進化を遂げた。アメリカではXK-Eと呼ばれ人気を博した。
75年にE-typeは姿を消したが、その丸みを帯びた姿は多くのカー・デザインに影響を与え、そして今も尚、多くのカーマニアに名車として愛されている。
このモデルは北米の安全基準に応える形で1967年に登場したE-typeS1の北米仕様。シリーズ2に近いことから11/2と呼ばれる。ヘッドライトのカバーがはずされ、取付け位置が前進したことや、内装ではダッシュボード中央に並ぶスイッチがピアノ・タイプに変更されたところなどが特徴的である。